会社設立後の初めての決算

自分の会社を作ることをゴールにいろいろと手続きを進めて、ついに会社設立に成功した人もいらっしゃることと思います。
会社ができればいよいよ自分でビジネスを進めていけるのですが、そうすると避けて通れないのが決算です。
会社設立後、初めての決算を迎えたとき、いったい何をすればいいのか、まったく何もわからない人がほとんどでしょう。
日常生活では普通やることはないですから、わからなくて当然なのですが、決算ができなければまっとうな会社としては扱われず、社会的信用を損ない、苦労して作った会社が潰れてしまうかもしれません。

そんな事態を避けるためにも、初めての決算では何をすべきなのか、確認しておかれるとよいでしょう。
決算とは何かというと、一年間営業した結果をまとめ、税務署にその結果を報告し、それに見合った税金を納めることです。
これらの諸手続きをまとめて決算といいます。

会社設立した人で、以前には個人自営業として仕事をしていた人もいらっしゃるでしょう。
個人自営業の場合、年が明けたら確定申告をやったと思います。
これも一年間の売上などをまとめ、税務署にその結果を申告し、それに見合った税金を払うという意味では、決算と同じと言えます。
個人でいうところの確定申告の法人版が決算だと思っても構いません。

確定申告をやったことがある人はそのことを思い出してもらいたいのですが、まずやるのは一年間の売上や、計上した経費のまとめです。
年間累計で結局いくら売上があり、それを得るための経費でいくらかかったのか、それをまとめて計算してください。
このような計算を決算でやるため、日々の売上や経費などはきちんと記録を取っておかないといけません。
当然のことのようですが、初めての決算ではうっかり忘れていた人などもいらっしゃいます。

年間の売上などが全く分からない場合、決算の手続きがとても難しくなり、決算不能に陥りかねません。
会社設立後、決算までまだ余裕があるうちから、初めての決算に向けて日々の会計状況を見直すのも大変おすすめです。

年間の売上などをまとめられたら、そのデータを基準にして税金の計算をやります。
必要なのは法人税や法人住民税など、個人ではまず計算しない法人用の税金が基本です。
その計算方法を確認すると、頭痛がするくらいに複雑で、個人でやるのはほとんどおすすめできません。
そのため、決算の手続きはすべて顧問税理士などに依頼するのが基本です。
初めての決算でもこの基本は変わりませんから、取引のある税理士まで一度相談してみて下さい。